みなさま、初めまして!
会津若松市出身のすまと申します。
現在関東在住ですが、縁あってこちらに
記事を書かせていただけることになりました!
現在も季節ごと会津に帰省はしておりますが、
今まで知らなかった会津の一面を発見することもあり、
自分が思っていた以上に、知らない事がまだまだ沢山ある!と驚いています。
そこで!今後、
リアルな会津で「リアライズ(realize=実感した)」
会津の魅力を、少しずつでもお伝えしていけたらなと思います。
最初にご紹介したい会津の魅力は、
【会津の四季の”力強さ”】について。
四季だけじゃざっくりしすぎて分からないよ!
あと”力強い”って何?と思われそうですが…
私が感じる会津の魅力のひとつに感じるのは、
すべての四季ひとつひとつが、とても生命力に溢れていること。
これは、きっと18歳までの記憶でも、
いまの会津でも変わらないことだと思います。
この力強い生命力が、美しく豊かな自然の景色や
美味しい農産物の味となり、
私たちの目や舌を魅了するのだと思います。
それは、時に脅威となることもあるけれど、
厳しい自然と人々が共存する姿が、
会津の四季の持つ美しさであると思うのです。
いつ訪れても、その時期にしか味わえない良さがある。
それが会津なのです。
四季が織りなす郷土の個性

春、長かった冬の終わりに山の緑が少しずつ
目覚め、桜が咲く。
山全体がふんわりと柔らかい色合いに代わり、
やさしい景色が広がります。
まるで、山全体が春のあたたかさにまどろんで
いるような。
新緑の頃は緑が少しずつ濃くなってき、
さわやかな景色に変わっていきます。
春の芽吹きとともに、これからやってくる季節に心が弾みます。
この時期の山菜、そして会津のアスパラガスは
やさしくも濃厚な味。まさに春のごちそうです。

夏、ジリジリと暑い日差しが降り注ぎ、空の青や山の緑がいっそう濃くなる時期。
これぞ、田舎の夏!というイメージにぴったりの風景が広がります。
日差しは暑くても、山の中に入れば涼しい木陰があり、川が流れ、水面がきらきらと反射し…
また、一面に広がる田んぼを、子供このころは緑のじゅうたんと呼んでいました。
川ではアユやイワナ釣り、川遊びも楽しむことができます。
青空の下でこんがり焼いた川魚の塩焼きは格別!ちなみに私の好物は、イワナの塩焼きです。
パリパリに香ばしく焼けた皮にまぶされた塩と、しっとりジューシーな身を一緒に食べると、あー、幸せ!
撮影:友人M 撮影:友人M
秋、実りの季節。夏に広がっていた緑のじゅうたんが黄金色に輝き、
山は燃えるように赤い紅葉で色が変わっていきます。
黄色と赤のコントラストがなんとも目に鮮やか。
冬の気配が訪れる前の、あたたかな風景に心もほっこり。
この時期に食べられる新米は甘くて、ツヤツヤで、ふわふわ!そしてみずみずしい!
あつあつの炊き立てご飯に大好きなおかずをのっけたら…、『無限お替り』確定です。
また、11月には新そば祭りがあちこちで開催され、蕎麦好き(私)にはたまらない季節です。
撮影:友人M
冬、全てが雪で覆われ、辺りは一面の銀世界。
春までの間の、長く、厳しい寒さに耐え戦う時期がやってきます。
静かに、ただしんしんと降る雪は周りの音さえもを吸収し、静寂の中
ただひたすら積もっていく雪を見ていると、なんとも厳かな気持ちに。
私は、会津の冬の景色が大好きです。そして…冬の会津には温泉も外せません。
さらに冬の温泉に欠かせない私の好物は…イワナの骨酒。
香ばしく焼かれたイワナの香りと、うまみが移った熱めの日本酒をくいっとあおれば、
疲れも一気にホワイトアウト!しみわたる温かさに、心も体も一気にほぐれます。
会津に、”来てくなんしょ!”
…いかがでしたでしょうか?少しでも、会津に興味を持っていただけたら嬉しく思います。
しかし、まだまだお伝えしきれていない会津の魅力は沢山あります!
ですので…、
四季の中でそれぞれ違う表情を持つ会津の風景や食、文化などを
これから1年を通して少しずつ、ご紹介していけたらと思います。
いつ訪れても、そこには美しい風景と美味しい食がある。
それが会津の魅力なのです。
まだ訪れたことのない方はぜひ、
いっぺん、来てくなんしょ!(来てくださいね!)
そして既に訪れてださった方も、ぜひ、
また、きてくたされ!