こんにちは。東京在住のasamasukuneです。
3月下旬に会津に帰ってきました。
東京では桜が咲いているというのに、
ことしの会津は雪景色。
彼岸獅子が春の訪れを告げるこの時期、
鶴ヶ城で行われていたイベントに行ってきましたよ。
はるか2019
2019年3月21日(祝)~23日(土) @会津若松
東日本大震災後、
2013年から復興支援イベントとして
毎年開催されています。
鶴ヶ城でのプロジェクションマッピング。
開催前もプロジェクトチームのメンバーたちは、
日が落ちてからの鶴ヶ城で微調整を重ねてます。
取材していた当時、メンバーらの
歴史ある土地で、その象徴たるお城で
マッピングをすることへの畏敬の念など
様々な思いを伺ってきました。
それらを踏まえて、目にしてきた作品には
毎回、心を動かされます。
地元を応援したい気持ちは自身も同じで、
今回、久しぶりに東京から駆けつけました。
戊辰150年
今回は「戊辰150年」の要素も盛り込まれ、
破滅→再生の歴史が強烈な映像で表現。
震災直後であれば、できなかったであろう
あらゆる災い・・・。
滝のような、止むことのない雨。
すべてを飲み込む勢いの炎。
荒れ狂う暴風 etc.
自然災害のみならず、人災も。
戊辰戦争で、崩れゆく会津の様子が
落城に象徴されていました。
歴史をふりかえれば、
人々はそこからはい上がってきたのです。
立ち止まることなく。
確実に、前に。
だから、
東日本大震災後、
その二次災害ともいえる原発事故により
苦境に苛まれている福島の人たちも
信じてほしい。
すぐに解決できる問題ではないけれど。
未来に、少しでも希望を抱き、
今を乗り越えてほしい。
歴史がそうささやいている気がしました。
私たちは進める!
試練に立ち向かう勇気と不屈の精神
不屈の精神。
どんなことがあっても「負げねぇ」
失ってはじめて気づけたこともあるし、
ジブンにとって本当に大切なもの、
やるべきことを見つめなおすこともできました。
震災後の福島を取材してきて、
出会ったヒトのなかには、
家族を亡くしたにも関わらず、
そんな苦悩は一切見せずに、
慰問公演をし、
周りを元気にする
高校生フラガールを
支えてきた先生もいました。
ジブン一人じゃ
乗り越えられないかもしれないけど、
誰かと一緒なら、
きっと、今を乗り越えられます。
とはいえ、厳しい現実に、
まだ、気持ちは晴れないかもしれません。
それでも、
明日はやってきます。
現状を変えたいのなら、
まず、ジブンが変わることです。
試練に立ち向かう勇気。
いつもより、ちょっと笑顔なジブンになる
たったそれだけでもいいと思うのです。
制作側のメッセージ、
しかと受け止めました。
きっと、乗り越えてみせます。
花は咲く
雪が舞い散るほど冷えこんだ夜でしたが、
天守閣からは森公美子さんの美声が
響いていました。
「おばんでーす」の挨拶に始まり、
天守閣の気温は相当寒いというトーク。
♪花は咲く は鎮魂歌のようでもあり、
祈りのようにも降り注いできます。
※鶴ヶ城プロジェクションマッピングは
初回から、仕事で取材させていただき、
関わってきました。
プロジェクトチームのリーダー
NHKエンタープライズの菅山様。
お忙しい合間に、面会のお時間を作ってくださり、
大変感謝しています。
ことしも、会津に、福島に
感動をありがとうございました!!!
鶴ヶ城プロジェクションマッピングは、観覧無料です。お彼岸の時期に会津旅行をお考えの方は、是非チェックしてみてください。
おまけ NHKエンタープライズでは、学校にデリバリーするプロジェクションマッピングも企画。校舎に全校生徒の写真を映し出すもので、白河の小学校でも行われたようですよ。会津の学校でもいかがでしょう?
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